デザイン性と機能性を両立する照明とは?ペンダント照明で空間を新しく
最終更新日:2025.05.30

空間における照明のデザイン性と機能性(明るさの確保や省エネ)との両立の難しさに悩んでいませんか。これらを両立する新しいNittoの技術について紹介します。
目次
照明は、単に空間を明るく照らすだけでなく、人々の心理状態や行動にも大きな影響を与える要素の一つです。適切な照明環境は、快適性や生産性の向上に繋がることが知られています。さらに近年では、ホテル、商業施設やオフィスのデザインは多様化しており、照明にも高いデザイン性が求められるようになっています。
なぜ、デザイン性と機能性を両立する照明が求められるのか?
デザイン性の高い照明は、空間の雰囲気を豊かにし、個性を表現する上で重要な役割を果たします。美しい照明は、空間の質を高め、人々に心地よさや安らぎを与えることができます。また、チームで協業するプロジェクトなどが増加しているオフィスにおいて、創造性を刺激し、コミュニケーションを促す効果も期待できます。

一方、照明はデザイン性だけでなく、機能性も求められます。明るさの確保は、視作業の効率を高め、疲労を軽減する上で不可欠です。明るすぎると眩しさを感じ、暗すぎると視力低下や集中力低下の原因になります。また、地球環境への配慮や電気代削減のため、省エネ性能の高い照明を選ぶことが重要です。LED照明など、消費電力の少ない照明器具の普及が進んでいます。さらに、調光機能や調色機能など、照明の機能も多様化しています。これらの機能を活用することで、時間帯や目的に合わせた最適な照明環境を構築することができます。
しかし、照明のデザイン性を重視した場合、明るさの確保が難しい、省エネまでは考慮出来ていないなどのケースがあります。また、機能性に優れた照明は、デザインがシンプルで面白みに欠けるといった意見もあります。

RAYCREA™とは?:デザイン性と機能性(明るさの確保、省エネ)の両立
これらの課題を解決し、空間設計の新たな可能性を切り拓くのが、Nittoが開発した光制御技術「RAYCREA(レイクレア)」です。RAYCREAは、従来の照明の課題を解決する、高いデザイン性と機能性を両立するフィルムです。透明性を活かした照明は、新しいデザインを可能にし、デザイン性を向上することができます。同時に、指向性の光を活かし、明るさの確保や省エネといった機能性も両立しました。
「RAYCREA」の特徴
- 透明性:RAYCREAは透明なため、今まで実現できなかった新しいデザインを可能にし、デザイン性を向上させます。さらに、消灯時は空間に溶け込むため、大型のペンダント照明であっても、圧迫感を与えません。
- 配光性:配光技術により、照らしたい場所を効率的に照らすことができます。効率的に明るさを確保することで、省エネの効果が期待できます。
デザイン性と省エネ性を両立したRAYCREA™は、オフィスやホテルなどの商業施設に理想的な照明と言えるでしょう。
RAYCREA 導入事例:オフィス空間のBefore/After
Nittoは、RAYCREAを用いたペンダント型の照明を自社オフィスの会議室に導入し、デザイン性と機能性の両立を確認しています。

【before】
一般的なダウンライト照明が設置された会議室です。明るさは確保されているものの、デザイン性は高くありません。また、壁部分に影が出来ており、空間が圧迫されているような印象も受ける可能性が懸念されます。
【After】
RAYCREAペンダント照明を導入した会議室です。透明感のあるRAYCREAが、空間全体を均一に明るく、そして華やかに彩っています。RAYCREAの端部からの漏れ光を壁面に反射させることで、空間の明るさ感をUPさせています。大型のペンダント照明でありながら、消灯時も圧迫感がないことも特徴です。

デザイン性と省エネの両立で新しい空間を
RAYCREAは、透明感を活かしたデザインでデザイン性を高めながら、高い配光性によって明るさと省エネ性能を両立する新しい照明です。
現在、RAYCREAは開発品であり、共に未来を創造するパートナーも募集しています。RAYCREA™の可能性に共感し、デザイン性と機能性の両立に課題を持たれている方などぜひお気軽にお問い合わせください。