商品と空間が変わる商品ディスプレイ「光る棚板」。最適な選び方とは?

著者:RAYCREA PRチーム

店舗のディスプレイで注目を集める「光る棚板」。商品をドラマチックに演出し、顧客の視線を惹きつけます。しかし、その種類は様々で、どれを選べば良いか迷うことはありませんか?
この記事では、光る棚板の3つの方式(従来型のガラス、一般的な導光板、NittoのRAYCREA™)を比較し、それぞれの特徴と最適な使い分けを解説します。ブランドの個性を輝かせる棚選びのヒントを、この記事から見つけてみませんか?

店舗における商品棚の重要性

店舗空間において、商品棚は商品を陳列するためだけの什器ではありません。ブランドの世界観を表現し、お客様が商品の魅力に直接触れるための重要な要素です。空間に調和する棚は、商品を主役として輝かせ、店舗全体の印象を大きく左右します。
棚の表現力をさらに高めるのが「光」という要素です。しかし、ブランドのDNAを空間で表現し、顧客に唯一無二の体験を提供しようとする中で、こんな課題を感じたことはないでしょうか?
• 「ありきたりな照明演出では、ブランドが持つ本来の魅力を表現しきれない」
• 「商品を最も美しく見せる、革新的で洗練されたデザインの什器が見つからない」
• 「光で空間に表情を与えたいが、既存の製品では意匠やデザインの制約が大きい」

もし、あなたがこのような課題意識をお持ちなら、ぜひ知っていただきたいのが「光る棚」という新たな選択肢です。そして、その中でもどのような光る棚板を選ぶかによって、光の質や棚板の見え方は、空間の雰囲気づくりはもちろん、商品の見え方、さらには顧客がブランドに対して抱く印象も変化します。

目的で使い分ける「光る棚板」、ガラス、導光板、RAYCREA

今回は光る棚板として、従来型のガラス、導光板、RAYCREA の3つの方式を紹介します。各光る棚板の特徴を理解し、創りたい空間のイメージに合わせて使い分けることが、理想を実現する鍵となります。

  1. ガラス板の側面から光を当てる棚
  2. 一般的な「導光板」を使用した棚
  3. Nitto「RAYCREA」を使用した棚

それぞれの方式が、どのようなシーンで最も輝くのかを整理しました。

  1. ガラス棚:アクセントとしての光の演出に
    ガラスの側面(エッジ)にLEDなどを配置し、導光させる最もシンプルな方式です。
     •最適なシーン:構造が単純でコストを抑えやすいため、空間にさりげない光のアクセントを加えたい場合に適しています。棚全体で商品を強く照らすというよりは、ガラスのエッジが放つ繊細な光そのものをデザイン要素として活かす演出に向いています。
     • 特性:光るのは板の端が中心となるため、面全体の輝度は高くありません。主役の商品を照らす「照明」としての役割より、空間の雰囲気を高める役割を期待する場合に有効な選択肢です。

  2. 一般的な導光板:面発光で商品をパワフルに訴求
    アクリル板などに微細なドットパターンや格子パターンを形成し、光を拡散させて面全体を均一に光らせる方式です。
    • 最適なシーン:面全体が明るく光るため、商品をパワフルに照らし、その存在感を強くアピールしたい場合に効果的です。特に、賑わいのある商業施設などで、多くの商品の中から特定の商品に視線を集めたい場合に力を発揮します。
    • 特性:光を拡散させるパターンにより、高い輝度を実現します。その特性上、消灯時には板の質感が視認できるため、そのテクスチャを意匠の一部として捉え、空間のデザインや商品のテイストに合わせて選択することがポイントになります。

  3. Nitto「RAYCREA」:柔らかな面発光と透明性で洗練された空間表現を
    RAYCREAを貼り合わせたガラス板は、上質な光で商品の魅力を引き出しながら、ガラス同等の透明性を両立させます。ガラス板そのものが発光しているかのような、これまでにない光の表現を可能にする方式です。

• 最適なシーン:商品の魅力を最大限に引き立てながら、空間に上質な雰囲気を提供します。特に、光を一定の方向に照射し、商品を内側から照らし出すため、ガラス商品、ラグジュアリーブランド、美術館のような空間で、商品そのものが持つオーラを際立たせるのに最適です。
• 特性:独自の光学設計技術により、柔らかな面の光で商品を均一に照らすため影を抑えることや、ガラス同等の高い透明性が特徴です。消灯時は一枚の透明なガラスのように空間に溶け込み、点灯時は棚板自体が上質な照明となって商品をドラマチックに照らし出します。

【特性比較表】目的別に見る光る棚板の選び方

ご紹介した3つの方式の特性を整理しました。どの要素を優先したいかに合わせてご参照ください。

項目ガラス棚 (エッジ入光) 一般的な導光板Nitto RAYCREA
明るさ△(低い)◎(高い)
透明性◎(高い)〇(ドットが見え白濁感あり)◎(ガラス同等)
デザイン性・意匠性△(制約が多い)〇(面発光が可能)◎(面発光と透明による視認性を両立)

RAYCREAなら、「商品を美しく見せる光」でありながら「空間デザインを邪魔しない透明性」を実現します。

導入店舗で光る棚を体感しませんか?

写真や言葉だけでは伝えきれないRAYCREAの棚板を、ぜひご自身の目でお確かめください。テスト導入した店舗にてご覧いただけます。

光る棚の導入事例詳細はこちらから

ブランド価値を高める、次世代の「光る棚板」という選択

光る棚板の選定は、単なる什器選びではありません。ブランドが顧客に提供する体験価値そのものを左右する、重要なデザイン要素です。
どの方式があなたの創りたいブランド体験に最もふさわしいか、その視点で選ぶことが重要です。

• さりげない光で空間の雰囲気を演出する「ガラス棚」
• 強い光で商品の存在感をアピールする「一般的な導光板」
•そして、商品の価値を最大限に高め、唯一無二の世界観を創造する「RAYCREA」

あなたの創造性を最大限に引き出し、ブランドの新たな価値を創造するために、RAYCREAという選択肢をぜひご検討ください。
なお光る棚板は、2025年度末から2026年度初旬ごろに販売予定です。事前に製品をご検討されたい場合は、下記問い合わせからご相談ください。

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